前回に引き続き、今記事では米国株ポートフォリオを点検してみます。
現在米国株はとても高いです。
主にNASDAQ
強いアメリカ健在です。
しかし、大統領選が控えていますので先行きは不透明。
(株価を優先するのであればTRUMPを推す)
さらにFRBジャブジャブのおかげで紙幣大量発行セールが発生中。
ドルの基軸通貨の地位が危ういと言われています。
金が相変わらず高いので、みなさん相変わらずヘッジしているんだなという感じ。
金も高い・株も高い・債券も高い。
私個人としては、
2020年末までに1回大きく下がる時がくるのでは?というスタンスです。
アメリカの株式が世界を牽引する構図は変わらないだろうとも思います。
インフレなりますかね。デフレ懸念もありますが。
日本はデフレな気がしますが。
インフレになるのであれば、株持っていたいですよね。
ということで、引き続き米株は買っていきます。
以前のポートフォリオ(2020年5月)

現在のポートフォリオ(2020年9月)

米株は基本的にあまり触らないようにしています。
それでも、保有内容は少し変わっています。
まず、「Iシェアーズ優先株式&インカム証券ETF」を少しばかり購入。
PFFと呼ばれているETFですが、要は高配当ETFです。
配当利回りは5%超え。資産額も167億ドル。保有銘柄数も516。
これを買うだけでも十分アメリカを買っているに等しい。
保有銘柄の組み入れ上位を見てみると、
- ウェルズファーゴ
- バンカメ
- シティグループ
- JPモルガン
アメリカの銀行が目立つ。
バンカメやJPモルガンは最近株価高いですし、
逆にウェルズとシティは伸び悩んでいますので、バランス良いのでは。
(シティはCEOが女性になるそうで。どう評価されますかね。良いと思いますけど。)
高配当となると金融セクターは外せませんので致し方なし。
ヘルスケアやIT系も入っていますが、そもそも500以上の銘柄に投資していますし。
PFFは愛せる。
そして売った銘柄もあります。
バイ&ホールドを前提としていた私ですが、
少量は少し動かしてみようと。
アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド
フランクリン・リソーシズ
この2つは売却。
両銘柄とも損益はプラスになっていて、かつ配当もしっかり頂けていて。
結構好きな銘柄でしたが、私の売買経験の礎になっていただきました。
そのほかはホールドです。
バンコ・ビルバオを少し配当再投資で買い増ししています。
スペインの銀行ですね。下がってますが買っております・・・。
銀行株買いがち。
BP・シェル・エクソンといった「エネルギー3兄弟」は下がっております。
原油先物のマイナス価格もそうですし、
需要が減っている現状。
そしてESG投資とSDGs。
エネルギー業界への圧力半端ない。
CO2排出量削減や再生可能エネルギーへの転換に向けて、費用が嵩むでしょう。
エネルギー系は評価が上向くのはまだまだ先かなぁ、と思っております。
今後の方針
米国株に関しては、これからは個別で買う必要はないかなという思い。
そもそも財務状況などをみるのがめんどい。英語だし。
そしてアメリカの投資会社などは優秀です。
バンガード・ブラックロック・ステートストリート・・・
ETFの規模・成績・手数料なども日本と比較のしようがありません。
個別の会社で比較しても「株主還元」の意識が違います。
なので基本的にETF継続購入。
SPYD・PFF この2つを基本的に買っていこうと思います。
そしてそこにアクセントでARCC。
「急落時に仕込みたい」で有名なエイリス・キャピタルですが、
ここは常に超高配当。10%はざら。現在も利回りは11%
シニアローンという、融資先破綻時の返済順位が高いやり方で投資しています。
劣後ローンという形でも投資していて、高リスク・高リターンであることは間違いない。
落ちる時は落ちる。
しかし、現在も格付けは「BBB」投資適格です。
リーマンショックも乗り越えています。
だからこそ、落ちた時に買っておきたい。そんな銘柄です。
投資先の債務不履行というリスクはつきまとうので、
ご自身のポートフォリオのウェイトは低めに・・・(戒め)
ではでは。
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