息子が母に説く投資の疑問:投資信託ってなに

投資
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親に老後のために積立投資を薦めた際に、「投資信託を買えばいい」と言いました。すると、

「とうし…しん…、なに?」

こうなりました。なので、説明。

投資信託ってなに?

投資信託とは、様々な投資家から投資資金を集めて、その集めた資金で様々な投資先に投資するものです。

一般的にいう投資は、投資家が直接会社の株なり社債なりに投資をします。「私→トヨタ自動車の株」みたいに。

一方、投資信託では「投資先を決める人たち」が存在します。その人たちに対して投資するのが私たち投資家です。「私→投資信託→トヨタ自動車の株」となります。

投資家である私と、投資先の会社の間にもう1つ会社が存在する。そういう理解でオッケー。

つまり仲介者がいるということですね。なんでそんなめんどくさいことをするのか?仲介するということは、それだけ手数料とかとられそうですよね。

それでも私は投資信託をオススメしました。

投資信託を買うのは何故か?

良い点として主に2つ挙げたいと思います。

1つ目は分散効果です。投資信託は1つ買えば複数の投資先に間接的に投資できるという良さがあります。これが何故良いのか?

投資におけるリスクを理解すると分かります。投資にはリスクが付き物です。投資が怖いと言われる所以ですね。

そのリスクとは価格が上下に振れる「価格変動リスク」です。

投資対象は常に値動きする、とても流動的なものです。

しかしこのリスクは軽減することができます。0にすることは難しいですが、できる限り減らすことは可能です。

その方法は複数の株や債券などに投資をするということです。つまり分散するということ。

なぜこの方法なのか。

簡潔に説明すると価格が上下するなら、上にいくものと下にいくもの両方持てばいい、という考え方です。

上がりすぎた価格、下がりすぎた価格などを相殺して、ぜーんぶまとめて見てみるとちょうどいい所に留まっているという手法です。

投資信託を買えば一個人でもこの手法ができるということです。

なぜなら投資信託は基本的に様々な投資先を設定しているからです。

では、分散効果があるからといって投資信託に片っ端から手を付ければよいのか?そうでもありません。投資信託は何かしら目的や理念があり設計され販売されています。

たとえば、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」という投資信託があります。

これは「投信ブロガーが選ぶfund of the year」という注目ランキングで1位になった商品です。

この投資信託は「MSCIオールカントリーワールドインデックス」に連動する投資成果を目指すという投資信託。

「MSCIオールカントリーワールドインデックス」とは

MSCIというのは、モルガン・スタンレーキャピタルインターナショナルの略。つまり会社名です。

インデックスというのは指数のこと。投資界隈でいう指数は、なにかを対象にした値動きの統計・平均など。

オールカントリーワールドという名の通り、つまるところこれは、

「全世界の会社の値動きの様子」を表している指数です。

実際「MSCIオールカントリーワールドインデックス」は2,000を超える全世界の会社の株式が指数算出の対象になっています。

そして「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」は、指数に連動する成果を目指すもの。そして、指数に採用されている株式への投資を行う、としているので、間接的に2,000を超える株式へ投資できることになります。その中には、AppleやMicrosoft、Googleを含んでいます。

分散効果にも投資先による影響があります。今回例に挙げた投資信託ではアメリカ企業の比重が多いので、分散しているとはいえアメリカの景気などに少し敏感でしょう。

投資信託の目的・設計によって投資の分散効果は異なるということは理解してほしいです。

ものによっては、偏った投資をしているものもあるからです。

しかし、投資において分散効果を享受する。それに見合ったものならば投資信託は有効かつ適した投資先となります。

手間を省く

2つ目は、投資の手間を省くことができるということ。

価格変動リスクを抑えるには、

  1. 複数の投資先を持つこと
  2. 値動きが違うものを選ぶ

上記の2点を考慮して投資しないといけません。これは実際難しいですし素人にはほぼ無理です。私もムリです。

株価とは気まぐれで、思う通りに動くとは限りません。むしろ思った通りに動くほうが少ない。

さらに言えば、価格変動のリスクを抑えたいとなると個別の会社の株であれば30〜50の投資先を持たねばなりません。

値動きの違う投資対象を30〜50ほど自分で選ぶ。

これはとても労力がいること、時間も要します。

働きながらするにはあまりにも辛い

資金力も必要です。日本株は100株単位からしか買えませんアメリカ株は1株から買えますが。満足する数まで買うにはそれこそウン百万必要になります。

投資信託はこの手間が一気に減ります。

指数に連動する成果を目指している投資信託であれば尚更です。

日経平均株価であれば225社

S&P500であれば500社

ユーロストック50であれば50社

投信1つ買えば分散完了。

さらに買った後もラクです。

個別の会社の株を買った場合、その後の値動きを見て売買をして調整せねばなりません。

投資信託では運用する人たちは私たちではありません。

投資信託の運用を生業とする運用会社・管理会社が存在します。

あれやこれやを全部やってくれます。

ほったらかし

購入した私たちはまさにこの状態

  • 特別な投資に関する知識はいりません。
  • 経済学に明るくなくても大丈夫。
  • MBAを取得してなくて大丈夫。
  • 毎日チャートを眺める必要もありません。

初心者や会社員が投資の入り口にするにはピッタリです。

投資家の手間が少なく投資先は分散されている。なおかつ最近は国家単位で皆に投資をしてもらおうと躍起ですNISAやiDeCoはその為につくられたものです。

NISAやiDeCoの主な投資対象は投資信託です。全ては国民の資産形成に向けて。

そのため、母に投資を始めたいと相談され、薦めたのは投資信託の購入です。

そして聞かれました

「投資信託ってなに?」

さて、投資始めてみる?

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