スガノミクスが話題の今日この頃。
窓の外は大雨です。
淡々と株式市場を眺める私です、こみやです。
この記事では、現時点でのご自身(私)のポートフォリオを見つめるため、
しっかりと保有銘柄・割合などを改めて晒しておこうと思います。
前回、ポートフォリオを晒したのは2020年5月末。
まだまだ感染症の影響を受けていて、毎日「感染者数」の報道が出ていた頃。
そして9月になりましたね。
世の中は「Go To~」「スガノミクス」「株高」「米大統領選挙」などなど話題づくしですが、
以前ほど、「コロナ」一辺倒ではなくなりました。
「Withコロナ」に向けて動いていると感じます。
そして株式市場では既に、「アフターコロナ銘柄」「経済回復期待」を織り込んでいると思います。
今回は、日本株ポートフォリオを点検します。
日銀さん主導の金融緩和のおかげで、下がりそうで下がらない相場。
配当狙いの私としては「買いに行けねぇ」という思いです。
しかし、すっかり「株買いたい病」の私。
買っております。思いとは裏腹。買いたい欲に負ける。
だめですね、いつか痛い目みると思います。
その結果がこちら↓
給付金、株に消える
「忘れた頃にやってくる」でおなじみの政府からのプレゼント。
アベノマスクも、マスクもう足りてるわって時にやってきましたが、
給付金も同類でした。
「そういや10万円ってどうなった?」
こう思い始めたとある頃。やってきました給付金。
しかし、割としっかりサラリーマンやってる私。
特段支払いがあるとか、借金多いとか、休業で給料ないとか、そういうことがない。
さてさてどうしたものか。
気になるチャート、日々の経済ニュース、突然増えた口座残高。
動く親指、血走る目。
早まる鼓動、滾る脳内、減る残高。
気づいた頃には、「消えた10万円」
カントリーバイアス:やっぱり日本人
カントリーバイアス。
ご自分の母国に偏っちゃう人。
私であれば、ジャパニーズですので「日本株」をどうしても買ってしまうということ。
どんなに「失われた30年」と言われようと、
「アメリカ最強:S&P500!」と聞いても、
日本株を買ってしまうんです。日本人だから。馴染みがあるから。
このタイミングで日本株を買っている私。
日本株ポートフォリオがどうなったか。
こうなった↓
ポートフォリオを見てみると・・・

景気敏感株買い過ぎ。
・大和証券G本社:証券
・三菱UFJ:銀行
・セブン銀行:銀行
・りそなHD:銀行
・丸紅:卸売
・三菱UFJリース:その他金融
景気敏感代表格の銀行・金融系で半数を占めるという偏りぶり。
丸紅はウォーレンバフェットの「商社まとめ買い」のおかげで、ここ最近上がってきましたが・・・
(プラスにはなってない)
金利が世界的に低いいま、収入源を模索中。という業界です。
さらに東急は「不動産業」。
いま現在はREITも下がり、住宅販売も落ち込み、オフィス需要も不透明。
逆風です。
東京個別・インター・リンモチは「サービス業」。
塾は改革待ったなしです。GIGAスクール構想という、いわゆる教育のIT化があります。
塾もオンラインに対応しないと行けません。費用が嵩むでしょう。
インターワークスは、サイトを運営している「派遣・紹介業」
コロナ下で、最初に契約が切られるのは派遣さんです。今の状況は逆風です。
リンモチも主軸はコンサルですが、研修や派遣といった人材サービスも行います。
要はこの状況では、人材系は厳しいんです。
売り上げ減る→給料の源泉が少ない→人減らす。
つまり人材市場の需要が減ります。
有効求人倍率も下がっています。
「ジョブ型」とよばれる雇用形態も気になります。
より専門的な人材が求められる市場で、果たして”派遣・紹介”人材の需要は続くのか。
コニカミノルタは「電気機器」ですが、主軸は「複合機」です。
コピー機は、オンライン化・脱オフィスの潮流で逆風です。
複合機に変わる、新しい商品・方向・経営策が出てこないと厳しいです。
総じて安いから・・・
私は配当狙いであり、そして「安いのを買う」人です。
バフェットのような敏腕バリュー投資家ではないので、そんな検証しません。
お財布と相談しながら、手の届く安い銘柄を買います。
そして持っておく。短期的な荒れは許す。
だから、直近の経営予想は気にしない。
今後取り返せるか、社会的に長く生き残れるか
そういったビジネス・経営方針か。
長期的な長い視点で見ます。という理想を掲げつつ、
市場の雰囲気に負けて買っています。
その結果、カントリーバイアスかかり過ぎました、反省です。
しかし持ち続けます。

前回2020年5月時点の日本保有株です。
しっかり現在もホールド中。
丸紅の評価損益マイナス40%を乗り越えたので、
もうここからはなんでも乗り越えられる気がする()
最も大事なことは?
いま、アメリカでは「ロビンフッダー」が話題です。
株取引アプリロビンフッドを使って、取引している新参者たちです。
在宅勤務が広がり、給付金も入り、さらに取引手数料無料。
そして米国株式市場の株高。
ロビンフッダーはこの波に乗ってウハウハなわけです。
「あがるから買う。買うからあがる」

株は一生続けたい♡
しかし、上がり続けるものはありません。
またビギナーズラックも長く続きません。
儲けた人もさぞ、たくさんいるでしょう。
しかしそれは実力ではありません。
市場のおかげです。
「株価が上がっているとき、その理由を人々は調べない」
なんてことを誰かが言っています。
そんなものに乗るのは、果たして良い選択でしょうか。
「もうはまだなり。まだはもうなり。」
タイミングで売買するのはとても難しいですが、
慎重で疑い深いくらいがちょうど良いんです。
みんながイケイケな時ほど、慎重に。
そしてそのためにもっとも重要なことは、
「感情をコントロールすること」です。
今回私はそれができませんでした。
テクニカル分析も、ファンダメンタル分析も、
経済ニュースも大事ですが、
自制心が最も大事です。
相場と向き合い続けるためにも、
自身の感情・マインド・心とも向き合いましょう。
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