前回の記事では小学校2年生の時に受けたいじめについて書きましたが、
今回は月日が流れ、小学校5年生の時に受けたいじめについて書いていこうと思います。
いじめはいきなり始まるんですね・・・
どういじめを克服したかも、綴っていきます。
突然の転入生
小学校2年生の時に受けたいじめを撃退して以降、それはそれは平和な学校生活を送っておりました。友達ができたり、学校の成績が上がったり、地域のスポーツチームに入ったことで体力もついてきたり・・・とにかく楽しく過ごしていたんですね。
しかし、そんな時ある変化が。5年生になった頃、クラスに転入生が来たのです。
この転入生Bくん。なんだか怖い印象でした。明らかに素行の荒そうな雰囲気。
まぁ深入りしなければいいかくらいに思っていたのですが・・・
荒れに荒れているBくん
予感的中。もうこのBくんはTHE不良。喧嘩を吹っかけるわ、先生に反抗するわ、教室を抜け出すわ等々。いわゆる問題行動の嵐。悪い意味で学年の注目を集めていました。よく教室の外で喧嘩していましたね。時間は関係なく。
そんなBくんと同じクラスの私。
始まりは突然です。
何故いじめられた?
もう突然ですよ。教室で絡まれ、いきなり殴られたり、物を盗られたり、悪口言われたり。
特に今まで話もしてないし、遊んでいたわけでもないのに。正直何故いじめられたのか、いまだにはっきりとした原因がわかりません。
これは憶測ですが、喧嘩を吹っかけられていたのかもしれません。
Bくんはとにかく血気盛んでした。
学年でいちばん体格のいい男子に毎日喧嘩を吹っかけていましたし・・・
というのも、小学2年生の頃は弱々しい感じの私でしたが、小学5年生になった私はそれなりに大きい方でした。運動もしていて、鍛えていたおかげで筋肉もつき、身長も背の順で後ろの方。まぁ小学生にしてはマシな体つきだったと思います。
だから、喧嘩相手のひとりだったのかも? 真相は謎のままですが。
EXILEのおかげで・・・
ですが、当時はもう嫌でしょうがない。また学校がつまらなくなりました。
ですが不登校になると、世界でいちばん怖いお方の雷が飛来するので(父親です)
渋々平静を装い、登校・・・そして絡まれる。
もうこれはどうにかするしかない。
そう思いました。
やっつけようかと思いましたが、今回の相手は戦闘経験値が違いすぎるので断念。
(後々分かったことですが、筋肉レベルはこちらが上でした。えぇぇ・・・。)
不思議と先生を頼ろうとは思いませんでした。本当は先生に相談するべきなんでしょうが、先生がBくんに手を焼いている姿を日頃から見ているので、その発想に至らなかったのだと思います。
なので先生に頼るも断念。
これはもう友達になるしかない!どうにかしてきっかけを作りたい!そんなことを思っていました。
そんなある日、Bくんは廊下で授業を(相変わらず)サボっています。私は物を取りにちょっと廊下に行きました。ここで呼び止められるわけですよ。
「おい、腕相撲しよーぜ」
まさかの腕相撲、しかも廊下で。嫌だなぁ、怒られそう、そして痛そう(肘が)
ですが断れないので、渋々やりに行きますよね。
(この腕相撲で勝ちます。あれれ〜おかしいぞ〜。ですがきっかけはこの後)
腕相撲が終わると不意に言われたんですよ。
「EXILEっぽいよなお前」って。
はい〜?と思いましたが、確かにその時坊主だったんですよ、ATSUSHIみたいに。それにEXILE好きだったので、
「そうかなぁ、好きなんだよね〜EXILE。」というと、割と食い気味に、
「マジで!?!?!?!?!!」という反応が(笑)
ここからEXILEトークが展開され(廊下で)一気に仲良くなりました。
こんな些細なことで仲良くなれるんですね。これでうざい・迷惑・辛い絡みがなくなったんですよ。むしろ打ち解けてしまって。
ATSUSHI最高
いじめを乗り越えるには
私のいじめはまだ深刻になる前に解決できたので、良かったと思います。それに学校が把握すらしていないですし(しろよ。)自分でどうにかしないと、という思いがいい方向に向いたんだと思います。
近年はいじめに対する対策などが叫ばれていますが、小学校のいじめ件数は増加しているようです。先生の業務が多すぎて、しっかりと対応ができないのだと思います。
また私の時と違い、今の子供たちはスマホネイティブです。小学生ですら、スマホを持ち、SNSを使い、友達とつながります。いじめの火種がインターネット上にもあり、先生は把握仕切れません。
いじめの解決は保護者のサポートが必須だと思います。私の場合も少々手荒ですが父親の一押しがありました。先生は中立の立場でしょうし、保護者が第三者として、子供を見るべきです。
いじめの解決方法は人それぞれだと思います。
ですが、いじめで悩んでいる子が、今このブログを読んでくれているのであれば、
いちばん伝えたいことはひとつです。
「嫌なら捨てちまえ」
これに限ります。
学校はひとつじゃありません。勉強なんて、自宅でもできます。
日本には1億何千万という人口がいます。99%の人に嫌われても、まだ100万人以上友達できます。
私も今まで何人も付き合いがありますが、あ、こいつ嫌だなと思ったら、すぐバイバイします。
「みんな仲良く」は幻想です。
嫌われる勇気ってやつですかね。
それではこの辺で。
ばい(^^)
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