伊:政治不安は回避。隠居できない80歳。

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イタリアのマッタレッラ大統領が再選、ドラギ首相留任で政治混乱回避
イタリアのマッタレッラ大統領が29日に再選された。ドラギ首相は留任することになり、投資家の間で安心感が広がりそうだ。

イタリア大統領再任

イタリアの大統領選挙で、現職のマッタレッラさんが再任しました。

首相も現職のドラギさんが続投になります。

マッタレッラさんは御年80歳ということで「引退」を宣言していたのですが、

国民からの「アンコール」があり、続投になりました。

記事にある通り、隠居の住まいまで借りていたようですが、それは無理そうです。

伊・政界、人材不足か?

なぜアンコールが叫ばれたか?というと、とにかく後継がいないからです。

大統領候補には現職首相の「マリオ・ドラギ」さんが上がっていました。

普通はそれでいいのですが、このドラギさんが人気すぎます。

通称「スーパー・マリオ」です。

欧州債務危機が起こった頃に、欧州中央銀行総裁に就任して、
「なんでもやります」宣言して、どうにかやりくりした人です。

昨年の2月、あまりにイタリアの政治が不安定なので、ピンチヒッターで首相になりました。
そのおかげかイタリアの政治はここ1年ほどは安定したのですが、別の問題が浮上。

・・・「スーパーマリオの後継」がいません。

イタリアの大統領はアメリカと違って、
”象徴”とか”儀礼”での登場という役回りです。
つまりほぼ権力がありません。(一定の影響力はあります)

そのためドラギさんが大統領になると、実権を振るう首相がとんでもない人になる可能性があります
(トランプさんみたいな人になるのが嫌)

なので1番の安パイ策は、

・ドラギさんにはそのまま首相にステイしていただく

・大統領候補もそうするといなくなるので、マッタレッラさんにもステイしていただく

という「現状維持」ですwww

今年は盛り沢山EU

結果的に「最善策」となりましたが、欧州は今後もイベント満載です。

まずはフランスの大統領選挙があります。

ドイツは長らくEU全体を支えた”最強”メルケルおばさんが引退しました。

イギリスはロックダウン中にパーティーしてしまっていたことが発覚して、
色々とまずいジョンソン首相です。

とにかくメルケルおばさんという「欧州のリーダー」が引退したので、
「次の欧州のリーダーは誰?」という状態です。

直近の注目は4月のフランス大統領選挙です。
欧州のリーダーになりたそうな、マクロン大統領がいます。
再任か、それとも違う人になるのか?
マクロンさんはかねてより「フランスのエリート」の典型例ということで
常に一定の批判があります。
そして結局、メルケルさんにEUを任せていて絶妙に存在感が薄れておりました。

果たしてマクロンさんが欧州のリーダーとして立ち回れるのかどうか・・・
ということを確認する意思表示としても、要注目です。

欧州は「気候変動問題」に対してかなり先導的な地域ですので、
今後の地球環境に対する取り組みに関してもかなーり影響があります。
ESG投資にも関わりがありますね。

とりあえずマッタレッラさんかわいそう・・・。

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