長期投資は難しい

投資
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2019年に投資を開始してからというもの。あれやこれやと投資関連の情報を仕入れてきました。本、YouTube、ブログ、新聞、雑誌、SNSなどなど。

そーなると大体二通りの投資家がいると分かります。

それが短期で売買する人、長期で保有する人です。

色々やり方はあり、100人いれば100通りの投資手法がありますので、こんなざっくり分けるのは流石に無理がありますが、ざっくりいうと2通りな訳です。

短期思考の投資家は、正確には「投機家」です。

テクニカル分析を愛好し、チャートから売り買いを判断して、短期的に利益を上げつつ、損失は最小にします。

損切りもその1つで、「5%下がったら売る」みたいな感じで、独自のルールを持ちます。

人にはよっては秒単位で取引したり、1日以上は保有せず、その日の終わりに全ての銘柄を売る(手じまい)などしたり、3ヶ月くらいは持つなんてこともしたり、人により色々です。

短期思考の投資家は、生粋のゲーマーの人が多い印象です。チャート及び銘柄はただの数字。この数字を読み予測し売り買いして、自らの数字(口座残高)を増やします。

一般層の人々から見る投資のイメージはこの方々の事でしょう。

そのため、投資初心者・投資で儲けたいなんて思って入ってきた人は大抵短期思考の投資をします。

9割は1年以内に投資市場から消えるなんて言われますが…

一方、長期投資家は、ここでは1年以上株などを保有する方を指します。

この方々はチャートよりファンダメンタル(財務)を気にします。

売上や利益率、負債、配当など様々な情報を、会社からの開示情報でチェック。場合によっては株主総会で経営者の言葉を聞き、質問する。

そしてここだ!という会社へ投資。

そこからは長期的に成長する様子を見守ります。

日々の値動きは気にしません。

私は、資産形成・株式投資での配当によるFIREというものに興味を持って、投資を大学生の頃にはじめました。

なので入り口は短期的なトレードではなく、長期投資思考です。

最初は全く分からず、配当という観点から良さそうな会社を買って行きました。

もちろんずっと持つつもりで。

配当狙いの投資は、長期投資の部類では「高配当投資」と呼ばれます。

この投資手法は基本的に買ったら「売らない」やり方です。

値上がりではなく、配当が目当てだからです。

しかし、2019年から投資し始めて現在、高配当投資の難しさを実感しています。

実は、高配当投資というものは投資手法の中でもかなり「難しい」と呼ばれるものです。

この投資手法の肝は、「配当を出し続ける会社」を見極めることです。

これがとても難しいです。

日本の会社はそもそも株主還元にマメではありません。

会社は株主のモノ。という意識があまりありません。

配当はおまけ。かつ株主も連帯責任として、配当は利益により増減します。

「今年利益が良い、だから配当もあげる〜」

「ごめん、今年きついわ、だからこんだけね、良き?良いよね。」

みたいな。

年1配当もザラ。毎年増配かつ年4回配当が多い米企業と大違いです。

何年も連続して配当を増額しているのは日本では「花王」のみ。

そのため配当投資では米国株がおすすめされていたりしますが、米国株投資では配当は「ドル」で支払いが行われます。

日本国内で生活するには、ドルは円に買えねば使えません。

そうなると為替損益があります。円高は基本的に損です。できれば円安の時に円に換えます。めんどいです。

米国と日本で配当受け取り時にダブルで課税されるので、重複分を取り返すために確定申告もせねばなりません。

そういったことが嫌で日本株に投資すると、平気で減配したり無配したりするわけです。

投資信託では毎月分配型という投資信託も横行しています。これはただの手数料ハンターです。タコ足配当、高い手数料、短期的な価格の乱高下は日常茶飯事。

とにかく高配当投資は難しいのです。

また、どうしても値動きが気になる場合もあります。

利益が出ていると売りたくなるし(実際売った。)、値下がりしていると損切りまたは買い増ししたくなります。

結局長期投資の見通しで始めたのに、短期で売買してるわけです。

もちろん、長期投資家も短期売買しています。著名な投資家の面々は総じて、長短投資双方の手法を駆使して稼いでいます。

ですが巷の投資情報では(最近投資関連の広告が多い)、「1日たった○○するだけ!」とか「インデックス投資、これを買え」とか、これをすれば良い、これだけ!、みたいな単純思考が多すぎます。

もちろん入り口としてはいいのかもしれません。

複雑なこと聞かされるより、単純明快な方が、理解しやすいですし。

しかし、投資はそんな簡単ではありません。

私も当初は「長期投資、買って、あとは持つだけ。」

楽勝だと思いました。しかしそうは行かなかった。実際売買してますし、当初配当狙いで買った銘柄はほとんど持っていません。(1つだけ未だに持っている)

しかしだからといって悪いとも思いません。

短期売買+長期保有という投資もあるのだから。

私として長期投資一択は難しいと判断しました。

買って終わり、あとは持つだけ!

みたいな投資手法は自分に合わないと実感したからです。

色々投資に詳しくなってきて、自分の思うことを試したくなるからです。

ここから短期で上がりそうと思うものは実際に買ってみたいし、株主優待欲しい!ってなるし、ここの会社経営者が凄い!ってなります。

インデックス投資一択とかS&P500一括投資みたいなものはなんだか機会損失、脳死を感じます。

せっかく投資するなら、より自分の「らしさ」を追求すべきです。

巷の投資情報・広告・勧誘の口車に乗せられ、投資を行い続けても、それは果たしてあなたの投資なのか?

損が出た時、ほんとに腑に落ちることはできるのか?

コロナショック以降、投資を始めた人が多いようです。

なんだか多数の人がS&P500に投資しているように感じます。

みんな買っているものが似通っているのです。

尚且つ言ってることも一緒。(配信者が多い)

みんな大丈夫でしょうか。

コロナショック以降に始めたということはまだ大きな急落局面を知らないという事。

もちろんコロナショックを見て、始めたんでしょうが、急落局面を「知っている」のと「経験した」では全く別人です。

資産形成のため、学費のため、老後の為、資産を増やしたい、FIREしたい、色々理由はあるでしょうが、皆さん「長期かつ分散・積立」をされているようです。

パニックになって退場されないことを祈ります。

せっかく投資が広まってきている良い兆候なのだから。

日本国内でも投資の話、資産形成の話が気軽にできる文化が育つことを祈ります。

変な勧誘目的ではなく。

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