イ○ハヤ仮想通貨煽り事件 TITAN42億分の1に。

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先月2021年6月に言葉通りぶっ飛んだ事件が。

暗号資産「TITAN」が、紙屑同然に。

2021年6月16日、PM2時には日本円で7,000円ほどありましたが、
7時頃には3,600円に。
さらに17日には、ドル換算で「0.000000015109ドル」にwww。(ほぼ無価値・0円)

これがまさに42億分の1・・・。どゆこと。それは一体何。

ステーブルコイン

TITANはステーブルコインというもの。

これはドル・ユーロといった、国の法定通貨に紐付けて価値を裏付けしているもの。

ビットコインは、これとは別で「裏付けはありません。」
そのため価格はかなり変動します。
なので「投機的な商品」として扱われますが、その分「通貨」として信用なりません。

というビットコインからの反省もあり、ステーブルコインは最近注目されています。

法定通貨と仮想通貨。
この交換を一定してできるように、価値を安定させて担保しています。

その分利用は広がる。

決済はじめ、人気も高まります。

テザーという通貨は人気ですが、
これも「米ドル」を裏付けにして米ドルとの対等な交換ができる代物です。

安定的なものでは?

ステーブルコインは一見、めっちゃ安定してそうですが
どうやらカラクリがある模様。

主に3つの属性があります。

  • 法定通貨で担保しているもの
  • 仮想通貨で担保しているもの
  • 担保なし

法定通貨で担保しているものは、先ほどいった通り。
ドル通貨などを裏付けにしています。

仮想通貨で担保しているものは、
イーサリアムなどを紐付けしているコインですが、
安定しているか?という点では、少し劣ります。

担保なしの通貨は、紐付けしているものはありません。
ただ、通貨の発行量を制限して暴落しないような仕組みを作っています。
インフレ抑制を自身で行なっているという感じ。

TITANは「担保なし」
そもそも無名で人気のない「草コイン」ですので、
そんなに買われて暴騰なんてことはあまり考えられません。

錬金術

TITANは「lron Finance」というところが発行しています。

さらに仮想通貨で担保している「IRON」という通貨も発行しています。

このIRONはUSDC(法定通貨担保)という通貨と紐付けしています。

USDCは1USDC=1ドルです。

ここからの取引の仕組みが、これまたとってもややこしいのですが、

  1. TITANを取得。
  2. 0.75USDC+0.25TITAN→1IRONで交換
  3. IRON+USDCを預ける
  4. 利息として、TITANを取得。
  5. 2番に戻る(ループ開始)

これをしていると、利息としてもらったTITANを使って、交換して、利益が出るという循環に。

これを某動画投稿者が「錬金術」といって発信しまくり、
それに視聴者や支持者が乗っかり、他の発信者も乗っかり、
買いに買いを呼ぶ熱狂に。

結局買いが集まり、無担保のTITANは価格が高騰。
従来の価格からかなり高騰し、250倍となる64ドルまで行きました。

錬金術と安定性は、水と油

「USDC」はドルと紐付けしているわけですが、
担保するには、担保している通貨は確保しておかねばなりません。

USDCの運営者が手元に「ドル」を持っているということになります。

そして「IRON」運営者のIron Financeも「USDC」を担保として保有しています。

起きたこととしては、

  1. TITANの価格が下がる
  2. IRONの価格が1ドルを下回る
  3. 保有者はIRONを売り、USDCに変える。
  4. Iron Financeの手元のUSDCが減る。
  5. 手元のUSDCが無くなるので、
    1IRON=0.75USDC+0.25TITANというレートが維持できない
  6. 取引不可となる
  7. 暴落

という流れ。

実際、Iron Financeは暴落した17日、
「TITANの価格が0まで下落したため、償還は不可能です」と白旗。

さらに大暴落に対して、他人事のようなコメントを出して、
投資家から怒りを買うという、火に油状態。

まさに宝くじ

TITANはこの歴史的イベントにより、一躍時のひとですが
私もこの一件まで全く聞いたこともないまさに「草コイン」

それもそのはず、日本国内では取り扱っている取引所は無し。

高騰したとはいえその時点でも時価総額は「2200億円」
ビットコインは時価総額70兆円越え

お騒がせしているとはいえ、
今一件でダメージを食らった人は、「某自称仮想通貨投資家」に乗った人でしょう。

投資市場的には些細なものです。

ですが得られる教訓は、

  • よくわからないものには手を出さない
  • 1発逆転なんて狙わない
  • ハイリターンなものは同時にハイリスクである
  • 扇動に乗らない
  • 錬金術なんてものはない
  • インフルエンサーは御用心
  • SNSでの情報収集は慎重に

といったところでしょう。

某動画配信者も、かつてはとても健全な内容の配信者だったようですが、
以前から「マルチ商法」のような匂わせや噂が絶えない方でしたが、
結局「投資誘導」まがいなことを行なってしまい、
かなりグレーな行動に見えますね。

他の配信者のかたにも、片棒を担いだような投稿があり、
影響力のある方々が草コインの熱狂に乗ってしまうという
なんとも投資リテラシーの低い案件に。

熱狂した頃にはもはや、火付け役は退散しているという
なんとも怖い事件ですね。

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