12月22日、日曜日。NewsPicksのイベント「HOPEDay」に参加しました。
学生限定イベントということで、とんでもないエネルギーを持つ若者が集まっておりました。
この記事では、「HOPEDay」で行われた全ての企画の紹介は行いませんが、
私自身が参加した企画の感想などを綴っていきます。
一番楽しんだ人が、一番の成果を得る!
自分自身の「HOPE」を見つける。そんなイベント。
日本各地から学生が集まりました。
そんな「HOPEDay」のルールは3つ。
- 今日だけは勇気を出そう!
- どんどん繋がろう。どんどんアウトプットしよう。
- みんなが味方。全員でコミュニケーションしよう。
何だか、このイベント内だけのルールにするのはもったいないルールですな。
オープニングセッション
まず始まったのは、オープニングセッション。
MCは「あまり」さん。「WoWキツネザル」という名前でも活動しているらしく、
「エンターテイメントで地球を救う。」と言っておりました。MCのキャラが濃い。
声はめっちゃ良い。
自分の意志で希望を創るのに必要なこと。
このセッションのパネラー
- 休日課長 ゲスの極み乙女。ベーシスト
- 北野唯我 著述家・ワンキャリア最高戦略責任者
- 大澤陽樹 オープンワーク株式会社 取締役副社長

距離近いっていうのもこのイベントの良いところ。
印象に残った言葉
①人生で後悔することは「好きなのに、好きと言わなかったこと」
②孤独になる期間が必要
③この人となら沈んでもいいっていう人とやる。
④”何となく”を何となくで終わりにしない。
⑤絶望に慣れる。
⑥「嫌い」を省いて、「好き」と向き合う。
このセッションでは、「決断に必要なこと」・「きっかけ」がキーワードでした。
経営者とミュージシャンという組み合わせでしたが、休日課長さんも元は会社員。
当時の就活のエピソードや、自己分析の話もしてくれました。
「カレーが好き」ということを突き詰めたそうです。
好きなものならとことん突き詰めて考えることができる。というのはすごくわかります。
また「好きを好きと言えない」というのは、確かに後悔する・悲しいよな・・・と。
このセッションでは、
「自己分析」「自己肯定」という、自分自身と向き合う・自分を否定しない
という、メッセージがあったかなと思います。
セッション1
オープニングセッションの次はそのままセッション1へ。
テーマは・・・
HOPE世代の起業論 ビジネスと希望の距離
このセッションのパネラー
- 小川嶺 タイミーCEO
- 酒向萌実 GoodMorning CEO
- 廣澤太紀 THE SEED General Partner
- 永田暁彦 ユーグレナ副社長・リアルテックファンド代表
このセッションでは、
「何となく怖い起業の不安を払拭しよう!」でしたが、
最初の「起業考えてる人、手挙げて〜?」の質問でめっちゃ手あがってびっくり。
NewsPicks恐ろしや〜。
応援される人・応援する人
印象に残った言葉はたくさんありました。
- Why you?(あなたはなぜ、それをやるのか?)
- ほんとうに事業は当たらない。
- 社会のバグ
- 優秀な人が起業するわけじゃない。
- 覚悟がいる
- ニコニコしてる人になった。
- バットを振らないというリスク
- お金目的は絶対うまくいかない。
その中で一番残っているのは、
廣澤さん・「頑張れって言える人。」
酒向さん・「できないことをできないっていう人。」
起業する人が少ないと言われる日本では、
起業家が少ないだけでなく、「起業家を支援する人」も足りない現状です。
そんな現状を変えるには、
起業をするんだ!という人に対して、「意識高いね(笑)」「無理だよ。」ではなく、
素直に「頑張れ!」と言える人が必要だなと。
そして起業家はVC(ベンチャーキャピタル)から資金提供してもらう側。
応援されなければいけないし、「応援したい!」と思わせなければいけない。
そんな時に「できない」を言えるか。弱みを見せて、助けを呼べるか。
キンコンの西野さんも同じこと言ってたような・・・。
(負けなければいけない。N字曲線だったかな。)
弱みを見せる。これ実際やるの難しいよね。
でも、自分のできないこと・足りないことができる人が隣にいて欲しいよね。
Work Shop
この時点で時刻は16時。
Work Shopと同時にセッション2「ミッションから探るHOPEな企業とは」が開催していますが、
私はWork Shopへ。
なのでそこで行ったことの感想を。

大企業アルムナイとのセッション
一度は大企業に就職、その後キャリアチェンジした社会人の先輩。=大企業アルムナイ
との対話を通じたセッション。
私は、古屋星斗(ふるや しょうと)さんとセッションをさせていただきました。
- 古屋星斗 リクルートワークス研究所研究員・一般社団法人スクールトゥワーク代表理事
愛が無いとAIに勝てない
話し合いの主題としては、「キャリア形成」になると思います。
古屋さんのキャリアの歩みを聞いたあと、
では大事になるのはどんなことか?をディスカッションしていきましたが、
主に以下のようなことが出たかな。
- かっこよさ・理想を追求する。
- 検索した知識に価値が無い。
- 自分の体験・経験が貴重。
- スモールステップが大切。
- 好きなことを全力で!
- ファクトに基づく直感で「好き」を探す。
とにかく「スモールステップの積み重ね」によって
キャリアを形成するというのが、中核だったと思います。
スモールステップは、「小さな一歩」
- 誰かに自分の意見を言う
- イベントに参加する
- Twitterで呟く
など、ちょっとしたこと。
この小さな一歩で成功を積み重ねて行こう!ということですね。
「好き」を探す上で、大事にしていることは?
という質問に対して、
「ファクト(事実)を基にしつつ、直感で選ぶ。」と答えていて、
論理と直感の共存・バランスがここでも言われてるのかぁ、、、と妙に納得。
古屋さんの、様々な業務をこなした職歴もすごかったですが、
「好きなことを全力でやろうぜ!」という一番のメッセージが伝わってきました。
セッション3
これが「HOPEDay」最後のセッションです。ここで17:30。
私はセッションが行われている「HOPE STAGE」の外で声だけ聞いていました。
「HOPE SCRAMBLE」という自由スペースがあったので。(疲れてただけ)
このセッションのパネラー
- KEN THE 390 ヒップホップMC
- 永田暁彦
- 村田あつみ ラブグラフCCO
- 寺口浩大 ワンキャリア 経営企画室PR Director
HOPE Picker’s セッション
ブースの外で、ながら聞きをしながら印象に残っているのは、
- ロールモデルはいらない
- 失敗の感性は鈍感にしよう
- 人に興味ある人は、人生の脇役
- 自分が幸せにならなきゃ、他人を幸せにできない
「ロールモデルっていう言葉が嫌いで・・・」という意見が聞こえて、すごい同感しました。
何で人が既に歩んでる道を、歩まなあかんねん。という漠然とした考えがあったので、
とてもスッキリ。
ロールモデルが通用しない時代になっている、ということですね。
「失敗の感性を鈍感に」「人に興味ある人は人生の脇役」という寺口さんの話は、
他のHOPE参加者もかなり響いているようで、
他人の目を気にしてもしょうがない、やればいいじゃん。
というように、背中を押してもらえた感覚だと思います。
最後のセッションは思わず涙する参加者がいるなど、かなり熱い締め括りとなりました。
自分自身を見直すきっかけに。
今回のイベントで、「もっと自分自身について考えていいな」と思いました。
イベント開始時にもらった冊子に、
なりたい自分は? なりたくない自分は? 大切にしたいことは?など、
考えて書く欄があります。
こういったことを考えて、自分の軸を形作ろうと思いました。
参加者みんなが自分の「HOPE」を持ち、
そして「HOPE」を広げられたら最高ですね。
では。

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