イーロンマスクさん Twitter買収決定

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ついに買います。Twitter

テスラを最も有名なEVメーカーに育て上げ、今や世界一の富豪。
未だにテスラのCEO。

そしてトンネル掘削や宇宙事業、脳に関する事業もしているこの方。イーロンマスク氏

今度はSNS、しかも自らも積極的に利用している
日本では言わずと知れた人気SNS、Twitter。

こちらを盛大な金額で買収です。その額440億ドル。日本円で5兆6400億円。ひえー・・・。
この額、三井住友フィナンシャルグループ買えます・・・。ひえー・・・。

Twitter株主は嬉しい・・・?

今回の買収によって、Twitterは非公開化されます。

1株あたり54.20ドルを株主のみなさんは受け取ることになります。

直近が51.70ドルですからしっかりプレミアム乗ってるお値段ですね。

とはいえ一時期は70ドル台の時もあっただけに損失感は拭えない、という人もいるでしょう。

しかし、一部ではオワコン化・赤字続きで収益力が弱いとかなり悲観的な見方が多かったTwitter。
そこに現れたとんでもないスター経営者による買収。
個人株主にとってはとんでもないサプライズでしょう。

LBO(レバレッジド・バイアウト)

マスク氏は255億ドルを借入等で確保しており、こういった借入金を活用して買収をするようです。

この買収手法はLBOと呼ばれています。

レバレッジを効かせることで、手元資金は少なくても今回のTwitterのような巨大企業を買収できます。

メリットはやはりそのレバレッジ効果でしょう。

自分で2億円用意して、それが10億円になった時リターンは「5倍」ですが、
1億円を用意・1億円を借入とすると、
10億円になった時、1億円を返済して残り9億円はリターンです。リターンは「9倍」です。

ざっくりですがそういうことです。すごい・・・。

【図解】LBO(レバレッジドバイアウト)とは?仕組みや事例、メリットを解説
レバレッジドバイアウト(LBO)とは、M&A対象会社の信用力に依拠して資金調達し、買収する手法です。少ない資金で買収できる点がメリットです。仕組みやデメリット、事例、成功のポイントを徹底解説します。(公認会計士 西田綱一 監修)

マスク氏は確かに富豪なのですが、その資産のほとんどは自身が経営するテスラの株式です。
つまり現金ではありません。

そのためこういった買収などの場合は、
自身の保有する資産を担保にするなどして資金を確保する必要があるんですね。お金持ちすごい・・

とはいえ、LBOで用意したお金は借入金、借金ですのでいずれは返済します。
そのためそれなりにしっかりリターンを出さないといずれ困ります。

狙いはやはり大きなリターン(利益)か?

そう考えるとやはり狙いはTwitter再成長によるリターンでしょうか。

Twitterに対しては「言論の自由」を掲げ、
「話し合いのためのデジタル都市広場」なんて言い方もしています。

とにかくもっと自由で、監視を緩めた共同コミュニティーにしたいみたいなニュアンスでしょうか。

マスク氏がTwitterで行ったアンケートなどでも、
現在のTwitter経営陣に対する不満というのが見えていますので
そこをどうにかしたいという思いがあるのは事実でしょう。

自身も相当のフォロワーを抱えていますので、若干の偏りがあるとはいえ意見も集めやすいでしょう。

しかし。LBOしてるわけで。
なおかつTwitterの抱える潜在力を買ったのは明白。

収益化に苦戦している事業をいかに軌道に乗せるか。
かつては倒産寸前までいっていたテスラを黒字化させた実績を引っ提げてきたわけです。

いかにTwitterビジネスで収益を出すかも虎視眈々と考えているでしょう。

LBO自体がレバレッジを使った買収ということで、かなり投資家寄りの手法です。
価値向上による株式再上場、もしくは第三者に譲渡することでリターンを確保するはずです。

着々とTwitter株を買い増していたマスク氏ですから、
何かTwitterに対して勝機を見出したタイミングだったのかもしれません。

テスラ株主は不満か

今回の買収報道で、テスラ株は下に反応しました。

Twitterに関心が移り、テスラ経営に悪影響では?と株主は思ったのでしょう。

とはいえ根拠はなくあくまで「思惑」です。

この下圧力は長くは続かないのではと思います。

テスラの株式を担保に借入をしているわけですので、テスラの評価が下がることは避けたいでしょう。
さらにいかにテスラが巨大に成長したとはいえ、販売台数ではトヨタに遠く及びません。
まだまだEVは売り込み途中です。

マスク氏の軸がテスラであることに変わりありません。

Twitterの経営は現職のパラグ氏に任せるのでは?とも思います。

個人的総評

まさか本当に買うとは思いませんでした。

またちょっとしたお騒がせだろうと思ったらそんなことはありませんでしたね。

着々と買い進め、借入もうまく使い買収。

ジャックドーシー氏とも話したようで、敵対的になるかと思いきや思いのほかうまく着地。

この辺の話の進め方もうまいのはさすがですね。

Twitterを最終的にどこに行きつかせるのかは見えませんし、
どういうSNSにするのか、その手段というのも見えていませんが
Twitter利用者にとってより良いものになるといいですね。

最近はメディアともかなり親和性がいいのでかなりビジネス寄りなものになっている気がします。

一時期はSalesforceが買うのでは?という観測もあったくらいですので
売却先の目処もあるのかもしれませんね。

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