ANYCOLOR グロース上場 Vtuber事務所

投資をしよう
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「にじさんじ」というVtuberグループがあります。

その運営、ANYCOLORが上場するそうです。

ついにVtuber業界が市場に参画です。

設立が2017年ということでわずか5年足らずでの上場。

注目度も高くなりそうです。

上場にともなう基本情報整理

会社:ANYCOLOR

事業:Vtuber「にじさんじ」の運営

想定時価総額:446億円

主幹事:大和証券

東証グロース上場

想定価格:1,490円

ブックビルディング:5/24~5/30

当選発表:5/31

上場日:6/8(水)

予想初値価格:4,000円以上

調達資金用途:人材採用、人件費に充当

凄まじい成長力

特筆すべきはその成長性でしょうか。

2018年時点で1700万円ほどしかなかった売上高が、2021年には76億円越え。
現在純利益は9億円ほど。
EPS(1株あたり純利益)は31円

自己資本比率は50%を超えていますがROEも30%と、グロース銘柄らしい数字。

KPIとしている「にじさんじ所属のVtuber数」も107人
おそらく競合はホロライブ(カバー株式会社)になるのでしょうが、
そちらの所属Vtuber数が「55人」ほどですから、
にじさんじは大所帯ですね。

積極的に所属タレントを増やして展開している姿勢が、数字に表れています。

ホロライブプロダクション公式サイト - VTuber事務所
VTuber事務所「ホロライブプロダクション(hololive production)」の公式サイトです。

ファンビジネス・コンテンツ力

Vtuber自体がまだまだ発展途上ですが、
順調に成長し、知名度も確実に上がっているのは見えます。

最近は芸能人など著名な方も「Vtuberにハマっている」という発言が見られます。(錦鯉の人)

さらに「個人活動」として配信を行う方もおり、
そういう配信者を囲う(所属にする)ことにより、より多方面にビジネス展開。
新たなファン層の獲得にもつながります。

とにかく主軸はタレントマネジメント・そしてコンテンツ配信です。

・プロデュース
・動画配信
・コンテンツ販売
・イベント開催
・企画案件

といったところになります。

こういったファンビジネスはもちろんお金がかかります。

常に新しく、楽しませる「ファンを掴んで離さない」コンテンツを作る必要があります。

しかし同時に「オタ活」は高単価でも売れます。

「貢ぎ」ですからね。
それがTシャツだろうが、タペストリーだろうが、
推しプロデュースのモノであれば、そこに推しがプリントされていれば、
5000円だろうが1万円だろうが買います。

ビジネスとしても利益率が高い
そういった事業展開が見込めるビジネスモデル・業界です。

何よりメタバースなどが盛り上がっている今、
まさに仮想現実・VR・AR関連ということ。
そして自社でVtuberタレントというIP(知的財産)を持つ、
そしてそこを自社プロデュースできるということが強みになるでしょう。

さまざまな企業・業種とコラボして、広告・販促という活動にもつなげられそうです。

ANYCOLOR株式会社(ANYCOLOR Inc.)
ANYCOLOR株式会社は、2017年5月2日に設立されたエンターテイメント系スタートアップです。私達は「エンタメ経済圏」が加速する新時代の切り込み役として、世界の人々の日常に魔法をかけていきます。

上場から加熱か

上場するタイミングでそのほかのIPO案件が被らなそうです。

そしてVtuber運営の初上場ということで、かなり注目されそうです。

社長も若く、ビジネスとしても新しい。

VCが主要株主にいますが、180日間のロックアップが設定されているので
しっかり株価も上がっていきそうです。

ソニーミュージック伊藤忠も株主に名を連ねています。
一部ではこの大企業に左右されるみたいな懸念もありますが・・・
それでもソニーM Eで5%ほどしか持っていません。

田角社長が40%ほどを握ります。
社長依存の意思決定かもしれません。

しかし、、できて5年の会社ということを忘れてはいけません。
ワンマン経営くらいがちょうどいい時期かもしれません。
社長も若いのでイケイケでちょうどいいでしょう。
そこを考慮して投資するべきかもです。

まだまだ会社としてもここから成長するでしょう。
まずは上場で「にじさんじ」・「ANYCOLOR」の知名度を上げるということです。

Vtuberは女性タレントが多いので、男性ファンが多い傾向です。
男性Vtuberをいかに育てていけるか。
そしてファンの多い看板配信者をいかに育てて、伸ばせるか。
より多角的に多くの企業・プロダクトと協力案件できるかですかね。

上場当初は、かなり割高になる懸念はあります。
IPO投資としては妙味がありますね。

Google依存をどうするか

主戦場がYouTubeということで、この巨大プラットフォーマーとどう付き合うかです。

どうしてもYouTube規約に左右されます。

場合によっては自社開発。
配信基盤を乗り換えることも検討でしょう。

有報にも配信手法を柔軟に検討するということが書かれていました。

Vtuber市場は今までのタレントビジネスの一部を取って代わる可能性を秘めていますが、
インターネット・配信環境に大きく左右されるというリスクは常に考えておくべきです。

若い会社というリスク

先ほども触れましたが、設立「5年」という非常に若い会社です。

社員も平均で30歳ほどと非常に若いです。

そのためまだまだ会社運営基盤ができていない可能性もあります。
場合によってはブラックと揶揄されるでしょう。

今回、上場を機に人員拡充に乗り出すようです。
より経営がわかる人材、マネジメントができる人材、エンジニアなどなど。
会社の成長に欠かせない社員を増員・育成していく発展途上の会社です。

これを可能性として長い目で観れるか。
リスキーとして様子を見るか。

投資する上で「会社」をどう評価するか、意見が分かれそうですね。

ビジネスとしては成長可能性申し分ないと思うので、十分投資妙味があるでしょう。

「にじさんじ」やカバー株式会社の「ホロライブ」はかなりVtuberとしては先行しているので
今後より大きいプロダクション・企業群が入ってきても
ファン層はそうそう離れないでしょうし、ここまで培ったノウハウが相当生きると思います。

とはいえ会社の経営・運営での問題が上がるとそれは別問題としてリスク要因なので
そこは十分検討して、注視していないといけませんね。

有報↓

https://www.jpx.co.jp/listing/stocks/new/nlsgeu000006da6d-att/06ANYCOLOR-1s.pdf

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